「化粧水がしみる」「新しいコスメを試すと赤くなる」——敏感肌さんのお悩み、よくわかります。私自身も敏感肌で、化粧品会社で働きながら自分に合うものを探し続けてきました。成分開発者の視点から、本当に肌に優しいコスメの選び方をお伝えします。

敏感肌とは?

敏感肌は医学用語ではなく、外部刺激に対して肌が反応しやすい状態を指します。原因は様々ですが、肌のバリア機能が低下していることが多いです。

敏感肌の主な症状

  • 化粧水がしみる、ピリピリする
  • 新しいコスメで赤みやかゆみが出る
  • 季節の変わり目に肌荒れする
  • マスクで肌荒れする

避けるべき成分

1. アルコール(エタノール)

さっぱり感を出すために配合されますが、揮発時に肌の水分も奪います。敏感肌には刺激になりやすい。

2. 香料

合成香料はアレルギー反応を起こしやすい成分の筆頭。「無香料」または「天然精油使用」を選んで。

3. 着色料

スキンケアに色は不要。タール系色素はアレルギーリスクあり。

4. 刺激の強い美白成分

  • ハイドロキノン(高濃度)
  • ビタミンC(高濃度ピュアビタミンC)

選ぶべき成分

1. セラミド

肌のバリア機能を構成する成分。敏感肌には必須と言えます。特に「ヒト型セラミド」配合のものがおすすめ。

2. ヒアルロン酸

保湿の王道成分。刺激がほぼなく安心して使えます。

3. アラントイン

抗炎症作用があり、肌荒れを鎮めてくれます。

4. ナイアシンアミド

美白成分の中では低刺激。バリア機能を高める効果も。

敏感肌のスキンケアルーティン

朝のケア

  1. 洗顔:ぬるま湯のみ or 敏感肌用洗顔料
  2. 化粧水:セラミド配合を推奨
  3. 美容液:ナイアシンアミド系
  4. 乳液・クリーム:しっかり保湿
  5. 日焼け止め:紫外線吸収剤フリーを選んで

夜のケア

  1. クレンジング:ミルク or クリームタイプ
  2. 洗顔:泡立てて優しく
  3. 化粧水:たっぷり重ねづけ
  4. 美容液:肌悩みに合わせて
  5. クリーム:蓋をするイメージで

敏感肌ケアのポイント

開発者からのアドバイス

  • 新しいコスメは少量から試す(パッチテスト推奨)
  • 一度に複数変えない(原因特定のため)
  • シンプルなステップを心がける
  • 擦らない(摩擦は大敵)

まとめ

敏感肌ケアの基本は「引き算」。あれこれ足すより、刺激を減らすことが大切です。セラミドで守り、刺激成分を避ける。シンプルなケアが、敏感肌には一番効きます。